これは、キリスト教はユダヤ的ルーツを持つ宗教であることを示しています。それゆえ、聖書研究におけるヘブル的(ユダヤ的)解釈が重視されます。著者の意図を汲み取るためには、その書が書かれた時代背景や文化的背景を知る必要があるからです。異邦人(非ユダヤ人)が主観的に聖書を読んでも、正確な意味は伝わってきません。私たちは、ユダヤ的解釈と並行して、字義通りの解釈も強調しています(両者には相関関係があります)。
ハーベスト・タイムの理念は、4つの主張が描かれた
このライオンのロゴマークで簡潔に表現されています。
- 1. 羊皮紙の巻物
- 2. ヘブル語で書かれた創世記1章1節
- 3. 巻物の側に立つライオン(キリスト論)
- 4. 巻物の側に立つライオン(ヘブル的視点)
羊皮紙の巻物
これは、ハーベスト・タイムの聖書観を示しています。私たちは、「聖書は、誤りなき神のことばである」、「聖書の原典は、霊感を受けて書かれており、なんの誤りも含まない」と信じています。
さらに、「聖書は、信仰と生活に関する唯一で最終的な権威である」と信じ告白します。そこには、合理主義的解釈や実存主義的解釈が入り込む余地はありません。また、教会の伝統や解釈を聖書の上に置くような考え方もありません。